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ねこ

実家で飼っていた猫が亡くなりました。

出会って17年。

朝、「手を出して」って言われベッドの中から眠そうに片手を出したら、ちょこんと乗せられたあったかい毛の塊。

Ogu.jpg


びっくりしてみると、グレーのかわいいスコティッシュ・ホールドでした。
写真はちょっとおっきくなってからの再現写真です。

当時、ウチにはシー・ズー4匹、日本猫4匹、中型犬1匹、と、動物はいっぱい。

もう増やさないように、と掟を作っても、誰かしらが「道端で死にかけてたから」とか「迷い込んできたから」とか「森に凶暴な犬が棲んでて、処分されそう」とか「木陰で死にそうな赤ちゃん猫の声がした」とか「近所の子が『このうちならなんとかしてくれるって聞いたから』って言って連れてきた」とかで結局増える一方で。



この子はウチに来た最後の猫でした。
8月に来たから「オグ」と命名されました。
「August」で「オグ」。

普段はのんびり屋なのに、何故か大好物の海苔を食べるときだけは別人のようにがっついて。


動物霊園で火葬してもらい、みんなで骨を拾いました。
花に囲まれ眠ったようなオグを見てると、いつまでも撫でていたい気持ちになります。
だから、骨になるまでの時間が一番つらい。

でも、丁寧に焼いてもらっている間の1時間ちょっとで少し気持ちが整理出来て、骨になったのを見たときにやっと死を受け入れる覚悟が出来ます。

この時間は遺族にとって大事な試練の時間なのですね。
今までもそうでした。

オグ、天国でみんなが待ってるよ。
そっちでみんなを見守っててね。

たくさん、ありがと。



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トラックバック一覧

コメント一覧

#290
呼ばれた気がしました。
#293
オグちゃん、17年って長生きしたんですね~
私は犬しか飼ったことないから、
猫の寿命はわかんないですけど…
ご冥福をお祈りします。
#295
K.ogumaさま、これからオグのことを思うたびにK.ogumaさまのことまで思い出しそうです…。

amano yukariさま、ありがとうございます。ウチの犬猫はみんな長生きでした。最後はみんな人間の老人介護並みでした。

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