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YUHKI 1stフリューゲルホルン『Our Life』発売日決定!

YUHKI 『Our Life』の発売日が決定しました!

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2011年8月10日(水)発売!

CACO-0001
\2,100(税込)
豪華3面デジトレイ仕様
ジャンル:ポップ・ジャズ・インスト
制作:ナチュラルポップレコーズ
販売:CAFUAレコード

全国有名レコード店・楽器店・Amazonでお求めになれます。


8/10、やっと発売です。
覚えやすいでしょ?

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ピストンのフェルト

フリューゲルホルンはBachを使用してるのですが、Bachはトランペットと同じで、ピストンケースの傘の部分にあるピストンボタンが当たる所が固めのゴム製でして。
これが以外とおおきな音を出してくれちゃいます。

その音がレコーディング時にマイクで拾ってしまうのが嫌で嫌で。
昔の空手の経験を生かして、ピストンの寸止めをしたりして対処してました。
この奏法、ストレスたまります。

ここがフェルト製のもあります。
でも、フェルトのカチッと止まらずふわっとする感触が、どうもピストンのスピード感を落としている気がして。

といっても、やっぱ雑音は入ってほしくないので、試しにヤマハのフェルトに変えてみました。

スポンジみたいなタイプも試してみましたが、やっぱ消音効果はフェルトの方が良くて。

始めは違和感あったけど、しばらくしたら慣れました。

ついでに傘の下にある中のフェルトもヤマハ製に。
う~ん、モコモコ感がアップしちゃったか?
でも、これも慣れたら、というよりピストンを押し続けていたらしっくりなじんできました。

よし!これでレコーディング対策は万全。

あ、音色?!

ミュートでチェックしてたから変わったかわからないや。

お願いです、変な方向に行ってませんように。
明日オープンで吹くのがドキドキ。
音色はフリューゲルの命です。


以上、フリューゲルホルンのプチ整形でしたー。

ぽんぽこマウンテン

こんなに暑いのに何を思ったか、さいたまの国営武蔵丘陵森林公園に。

早速サイクリングセンターで自転車をレンタルしまして。

めざすは「ぽんぽこマウンテン」!

で、大人げなく真っ先にこれ!

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引きで見ると、こんなとこ。

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で、こんなことに。

4232cut.jpg


こんな形だけど、トランポリンのようになっているので、歩くのはちょっと難しいけど、まるで雲の上を歩いているようで、最高!


娘もおおはしゃぎ。
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こっちはまるで海の上を走るポニョそっくり!

で、やっぱりこんなことに。

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その後、三回も着替えるほど汗だくになりながら終園まで園内を満喫。
じゃぶじゃぶ池やアスレチックコース。

2kgは痩せた気がしたけど、水一杯飲んだから体重は「行って来い」でした。

でも、気持ちいい!



ワタクシの音楽、こういう思い出で出来てたりします。


七夕

今年の東京の七夕の空は、雲間から時々星が見える感じでした。

織姫は今年も美人ちゃんだったかな?


みなさん短冊にしっかりお願い事を書きましたか?

ウチでは「ハ行」と「サ行」がまだ苦手な娘が「オ~オチちゃ~ま~、き~らきら~」
とデカイ声で歌っています。
ダイノジ?


ウチは4日前買ってきた笹に短冊をちゃんと飾りました。

もちろん2月にブログで書いた例のお願い事も書きました。

ま、一番のお願い事は、みんなが無事一年間楽しく過ごせますように、ですが。


やっぱり来月発売のアルバムのことは外せませんね。

どうか、多くの人にこのアルバムを聴いてもらえますように!

近日詳細を発表致します。

もうちょっとお待ちを。

[レッスン]:サークル・オブ・5thとコントのオチ

サークル・オブ・フィフス(Circle of 5th・五度圏)とコントのオチ

音楽理論書では必ず出て来る「サークル・オブ・5th」です。
ちょっとめんどくさいです。
けど、ここでは難しいことは考えず、どんどん音を出して感覚的に音楽の流れを身につけましょう。

サークル・オブ・5th(in B♭)
サークル・オブ・5th(inB♭)

トランペット用にドをB♭で書き直してありますが、それぞれ移調して読んでください。
また、吹奏楽の木管と金管の合同の練習では、B♭からスタートしましょう。

まず一番上のB♭から右回りに見てください。

B♭→F→C→G→D→A→E→B→G♭→D♭→A♭→E♭→

右に五度ずつ上がって(四度ずつ下がって)いくと、元のB♭に戻ってきます。
まずは一小節のロングトーンで一周してみましょう。


(譜例1)
サークル・オブ・5th「譜例1


でも、初めての人には少しピンと来ないですね。

では次に、これらの音を元にした音階を使って演奏してみましょう。

(譜例2)
サークル・オブ・5th(右回り)
*クリックで拡大できます。
あえて臨時記号で書いてます。



一度のドから五度のソまで吹いたら、今度はそのソを一度とした音階を吹く。
この繰り返しです。
2小節ごとに調が変わるので始めは少し難しいですが、慣れてくると曲のように感じられるようになります。
必ずメトロノームを使い、出来るテンポから始め、慣れてきたら限界までテンポを上げましょう。

メジャースケールが苦手だと手こずりますが、ドレミファソラシと7個ある音階に対して、こちらは始めのドレミファソと5個しか出て来ないので、まずこれから練習するのもメジャースケール攻略の近道かもしれません。



ここまで出来るようになったら、次のステップに進みましょう。

実はこの左回りの方がとても大事なんです!

B♭→E♭→A♭→D♭→G♭→B→E→A→D→G→C→F→



じゃ、なぜ右回りから練習するのか?
それは左回りの方がちょっとだけ難しいからです。


次の譜を演奏してみて下さい。

(譜例3)
サークル・オブ・5th(左回り)


B♭からE♭まで下がっていきます。
この時、出だしはスケールの一度ではなく、五度から始まっているのです。
先ほどの譜2では2小節吹けばその音が次の2小節のスケールの出だしになっているので、吹き始めればなんとか何とかなるものですが、今度のは、先に五度を予測して一度まで下がって来なくてはなりません。
2小節ごとにそのスケールの五度を先読みしておかないと、♭や♯を忘れてしまい、わけの判らないスケールになっちゃいます。
この「先読み」がちょっと難しい原因です。

でも、これも慣れれば曲に聴こえてきます。
そして、こちらの方が曲としての感じがより高いのです。

なぜでしょう?

次の譜面を演奏して下さい。

(譜例4)
サークル・オブ・5th「譜例4

なんか、よくコントのオチで流れてそうですよね。
そうです、この「オチ」に合う、というのが重要なんです。


人は、五度の音から一度の音を聴くと、なんだか一段落ついた気持ちになりやすいのです。
フレーズや曲が終わった感じがしますね。
この、「五度から一度に解決する」感じは音楽の中でとてもよく使われているのです。
フレーズの「オチ」です。
よく使われているからこそ、この練習をしておけば、『曲の理解力が格段にアップする』のです。

この練習をしておけば、知らない曲を初見で演奏するときも、何となく先が想像できたりして、合奏がラクになりますよ。



さあ、サークル・オブ・5thを使ってコントのオチをマスターしよう!
いや、音楽力を身につけよう!


YUHKI


※2011.07.17追記:
(譜例3)「サークル・オブ・5thの応用(左回り編)」の譜面の最後2小節間に誤りがあったため修正しました。