第一回 球鶴書道會書作展

第一回球鶴書道會書作展が銀座ギャラリー悠玄で行なわれました。
YUHKIは書家の松村栄鶴氏とフリューゲルホルンとのコラボで参加させていただきました。

筆に合わせて音を紡ぎ、溢れ出るメロディに合わせ筆が流れる。
大切な瞬間が生まれました。
フリューゲルと書って、なんでか合うんです。
幼稚園の頃、左利きだと字を書くのに不便だろうと思った親のススメで、近所のおばあちゃん先生の書道教室に通い始めました。
でも、同時に通っていたオルガン教室の方が楽しくなりました。
つい左手で書いてしまうことへのお叱りが怖くもあり。
その後、引越すたびに書道教室は続けていました。
絵を書くのが幼い頃から好きだった為、絵画気分で書いていましたが。
しかし、だんだん音楽に費やす時間が多くなってきたため、なかなか通えなくなりました。
それでも小学・中学と一応学校で選ばれ、書道展に作品を出していたこともありました。
その頃、近所の女の子の左手で書く作品をみて驚きました。
見事でした。
いいの?左手で書いても?
自分、セオリーを重んじる子でしたので。
なんだか今まで損した気分でした。
大学の時、それは偉い書家の先生の授業をとりました。
でも、マスにきっちりはめる、まるで活字のような書でした。
がっかり。
絵画のように自由に書きたいのに。
そんな迷いをすべて吹き飛ばしてくれるほど、栄鶴氏の書の書き方は自由でした。
最近、書を書くのが楽しくて仕方ありません。
夏に発売予定の、自身のフリューゲルホルンアルバムにも英字を書きました。
このイベントの夜に、インスパイアされて書いたものです。
栄鶴氏に画像を送って赤ペン先生をお願いしたら、大大絶賛されて世界に出せるお墨付きを戴きました。笑
その書を確認する為にも、CD買ってみてね~。
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