[レッスン]:マイナー・スケール(短音階)
大震災の影響で学生達のクラブ活動が停止となっている所が多いようです。
そこで、ブログでレッスンを始めようと思います。
時間があるこの時に面倒くさい練習は済ましちゃいましょう。
マイナー・スケール(短音階)
今回は3種類のマイナー・スケールを学びましょう。
まずは基本となる「ナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階)」です。
メジャー・スケールの第6音から音を並べるとナチュラル・マイナー・スケールになります。
ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
なので、調号に何も付いていないときは、Cメジャー・スケールの場合とAマイナー・スケールの場合が考えられます。

でも、これだと第7音が主音と少し(全音)離れてしまっています。
あまり終わった感じがしません。
なので、第7音を半音上げて主音に導きやすい音にしてあげましょう。

はい。「ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)」になりました。
これで終止感が強まります。
和音にも使いやすくなりました。
しかし、今度は第6音と第7音の音程が開き過ぎてしまいました。
あまりメロディアスに聴こえませんね。アラビックではありますが‥…。
なので、もう少しいじっちゃいましょう。

はい。「メロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階)」の出来上がり。
これでメロディアスに上がっていけますね。
でもこのまま降りてしまうと前半がメジャー・スケールに聴こえてしまいます。
なので下行型は半音戻してナチュラル・マイナー・スケールと同じにしてあげます。
もう7度に導音の役割は必要ないからです。
以上が三種類のマイナー・スケールです。
調号に使うのはナチュラル・マイナー・スケールのもので、他のスケールは臨時記号で補います。
世の中の音楽の約半分は短調です(言い過ぎですが)。
また、一曲の中でも長調と短調が混ざっていることはとても多いです。
譜面を読むのが苦手だな、と思ってる人。実は短調になっている所をよく間違えているのではありませんか?
まずはよく使われるメロディック・マイナー・スケールから。
反復練習で指と耳に覚え込ませちゃいましょう。

※あえて調号を使わず書いています。譜面はクリックで拡大できます。
低音用
s.jpg)
必ずメトロノームを使い、できるテンポから少しずつ上げていきましょう。
手始めに♩=90ぐらいから。もちろん何度やってもつっかかるようならテンポを下げて。
できるだけ速く出来るようになりましょう。
練習では始めの2小節をできるだけリピートして下さい。
また、サークル・オブ・4thの順番になっていますので、慣れて来たら12のキーを続けてやりましょう。
まるで曲のメロディのように演奏するのがコツです。
なにせ「メロディック」って言ってるぐらいですから。
さあ、だれが一番速くできるようになるかな。
これで、また音楽が楽しくなっちゃいますね。
YUHKI
そこで、ブログでレッスンを始めようと思います。
時間があるこの時に面倒くさい練習は済ましちゃいましょう。
マイナー・スケール(短音階)
今回は3種類のマイナー・スケールを学びましょう。
まずは基本となる「ナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階)」です。
メジャー・スケールの第6音から音を並べるとナチュラル・マイナー・スケールになります。
ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
なので、調号に何も付いていないときは、Cメジャー・スケールの場合とAマイナー・スケールの場合が考えられます。

でも、これだと第7音が主音と少し(全音)離れてしまっています。
あまり終わった感じがしません。
なので、第7音を半音上げて主音に導きやすい音にしてあげましょう。

はい。「ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)」になりました。
これで終止感が強まります。
和音にも使いやすくなりました。
しかし、今度は第6音と第7音の音程が開き過ぎてしまいました。
あまりメロディアスに聴こえませんね。アラビックではありますが‥…。
なので、もう少しいじっちゃいましょう。

はい。「メロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階)」の出来上がり。
これでメロディアスに上がっていけますね。
でもこのまま降りてしまうと前半がメジャー・スケールに聴こえてしまいます。
なので下行型は半音戻してナチュラル・マイナー・スケールと同じにしてあげます。
もう7度に導音の役割は必要ないからです。
以上が三種類のマイナー・スケールです。
調号に使うのはナチュラル・マイナー・スケールのもので、他のスケールは臨時記号で補います。
世の中の音楽の約半分は短調です(言い過ぎですが)。
また、一曲の中でも長調と短調が混ざっていることはとても多いです。
譜面を読むのが苦手だな、と思ってる人。実は短調になっている所をよく間違えているのではありませんか?
まずはよく使われるメロディック・マイナー・スケールから。
反復練習で指と耳に覚え込ませちゃいましょう。

※あえて調号を使わず書いています。譜面はクリックで拡大できます。
低音用
s.jpg)
必ずメトロノームを使い、できるテンポから少しずつ上げていきましょう。
手始めに♩=90ぐらいから。もちろん何度やってもつっかかるようならテンポを下げて。
できるだけ速く出来るようになりましょう。
練習では始めの2小節をできるだけリピートして下さい。
また、サークル・オブ・4thの順番になっていますので、慣れて来たら12のキーを続けてやりましょう。
まるで曲のメロディのように演奏するのがコツです。
なにせ「メロディック」って言ってるぐらいですから。
さあ、だれが一番速くできるようになるかな。
これで、また音楽が楽しくなっちゃいますね。
YUHKI
スポンサーサイト